発達障がいのお子様に見られる偏食について少しお話をしたいと思います。
お子様が偏食という悩みを抱えている保護者様もいらっしゃるかと思います。
- 特定の決まった食べ物しか食べない
- 場所が変わると食べない
- 場所によって食べるものが違う
- 具材の入っている食事は食べない
- 見た目や食感、匂いや温度に敏感で食べることが困難
- などなど
その理由は様々でお子様それぞれで本人の意思で食べないのではなく、食べられない理由があるのです。
きっとお母様、お父様は日頃の生活の中でも心配になさって苦労されていることでしょう。心配になるのも当然のことですよね。
いろいろな物が食べられたらいいのに···と悩んでしまうし、この先、改善できるのだろうかと心配されていると思います。
特定の決まった食べ物しか食べられないお子様にいろいろチャレンジしてみたいけど、もし新しい食べ物にチャレンジしたことにより、今まで食べられていた物を口にすることすらできなくなってしまったら····となかなか新しいことにチャレンジするのも勇気が必要だと思います。
学校で給食を食べられず、そのまま放デイへ行きまた放デイのおやつも食べられないといったお子様ももしかしたらいらっしゃるかもしれません。
お母様、お父様はとても心配されてしまうと思います。
偏食のお子様に対して、もしおやつも食べられない、決まった食べ物しか食べられないお子様に関しましては、メニューの変更も可能ですし、事業所にてお子様の食べられる物を保護者様にご用意頂きお預かりさせて頂いております。
調理が必要とされる物でも対応可能な物もございますので、遠慮なく何でもご相談頂ければと思います。
よく言われるのは、みんなと同じ物じゃないとだめとか、いろいろな見方や考え方があると思いますが、必ずしもこうした方が良いという100%の正解はないと思っています。
その時の状況によって対応しながら、徐々に訓練を重ねて行き、最初はお子様本人が食べられる物から、少しずつ事業所の方でも新しい食べ物にチャレンジという形で良いと思っています。
突然にみんなと同じ物を出したところで本人にとっては苦痛でしかないからです。
まずはお子様本人が食べられることが大切ですので、新しい食べ物にチャレンジして成功に繋げるには時間がかかるとは思いますが、決してあきらめず、少しずつ日々チャレンジして行っております。
ちょっとした出来事やタイミングなどで突然に食べることができちゃった!
なんて経験もあるからです!
何か心配なことやご希望がありましたら遠慮なくご相談頂ければと思います。