よく保護者の皆様が心配されるのが、お子様がパニックや癇癪を起こしてしまったら···とお気になさる方が多いのではないでしょうか?
- パニックになってしまった時に他のお子様に手が出てしまうのではないか。
- 自傷行為をしてしまう大きな声を出してしまったり暴れてしまう癇癪を起こしてしまっ た時の対応はどう解決してくれるのか。
- 迷惑をおかけしてしまうのではないか。
など、いろいろ気になり出すと次から次へと出てきてしまうのではないでしょうか。
私は癇癪は成長において必要な過程だと思っています。
なぜ癇癪を起こしてしまうのかと考えた時に、お子様それぞれの理由があると思います。
- 新しい場面や急な変更があった時
- 見通しがつかなく不安になる
- こだわりや自分のルールが維持できなかった時
- 自分の気持ちを表現することができなかった時
- 自分の思っていたことと違うことが起きてしまった
- 過去の嫌な場面、フラッシュバッグなど
その他にもいくつもの理由があると思います。
その時のお子様の状況により、まずはパニックを起こしている要因を取り除き、それが何かを理解し配慮して行くことが大切だと思っています。
好きでパニックや癇癪を起こしているわけではないのです。
私たち大人でも日々の生活で怒ったり、笑ったり、泣いたりといろいろな感情がありますよね?
ただ障がいのあるお子様たちは表現の仕方がそれぞれなのです。
だから謝らないで下さい!!と私はいつも思うのです。
どうしても親御様の立場になると、申し訳ございませんと謝罪をしてしまう気持ちもわかりますが、お子様が悪いわけではないのです。
そしてどんな時もどんなことが起きてもお子様の気持ちを優先して対応するのが私共の役目だと思っておりますので、謝罪をされてしまうと私共も心が痛みますので、できれば謝罪はしないで頂ければと思います。
理解の上でお子様をお預かりさせて頂いておりますので、どうかお気になさらずに一緒にお子様の成長を見守って頂ければ幸いです。